絵本 世界

絵本 THANKSGIVING IS... だれに「ありがとう」を言おうかな?

Thanksgiving Is . . . Book Thanksgiving Is . . .

著者:Gail Gibbons
販売元:Holiday House (P)
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10年以上前のことです。翌年結婚を控えていた私は、「いましかない!!」と、アメリカへ。たった1ヶ月でしたが、自分で稼いだお金で行ったのですから、無駄にしないようにと力んでいました。

今振り返って見ると、たった1ヶ月で英語力が飛躍的に伸びるわけではありません。ホームステイしてアメリカ人の家庭で過ごす時間や、旅先で仲良くなったいろいろな国からきた人たちとの出会い、日本とはまったく違うその空気そのものを経験できたこと。それが一番の宝となりました。

そのときに初めて知ったのが、サンクスギビングというアメリカの祭日です。
昔、歴史の授業で習ったことを思い出してください。1620年、イギリスからメイフラワーという船に乗って移り住んだ人たちのこと。
彼らが始めての冬を乗り越えるのは、並大抵のことではありませんでした。そのとき、もともとアメリカ大陸に住んでいたネイティブアメリカンの人たちが、耕作や狩りの仕方を教えてくれたり、食料を分けてくれたりしたのだとか。そうして乗り越えた翌年、豊作に恵まれた彼らは、お礼にネイティブアメリカンの人々を食事に招待したのだそうです。
それ以来、秋の実りに感謝して、ネイティブアメリカンの人々の友情に感謝して…。Thanksgiving Dayという日を祝うようになったのだそうです。
1863年にリンカーン大統領によって、11月の第4木曜日が国定休日に制定されたそうです。この日から週末まで、木金土日と4連休。国民は大移動して家族が集結するそうです。道は込むし、飛行機のチケットは取れない…。お盆みたいですね。そうして、親戚中が集まってターキー・ディナーをいただくんですね。
(ちなみに、カナダでは、10月の第2月曜日に祝うそうです。)

こんなことを、全く知らなかった私。サン・フランシスコ郊外に住む親戚のおじさんの家に滞在中でした。
レストランに連れて行ってもらって、ターキーとパンプキンパイのディナーをご馳走になったり、テレビでNYメイシーズの派手なパレードを見たり、おじさんと一緒にアメリカンフットボールの試合を応援したりして、アメリカの人たちがどんな風にこの日をすごすのか、体験しました。

今日の絵本は、そんな歴史や現在のアメリカの家庭での祝い方をわかりやすく説明しています。フットボール観戦の絵もありますよ。
日本では、あまり知られていないし、ハロウィーンが終わるとすぐクリスマスみたいなイメージがありますが、ちょっとこのサンクスギビングも楽しんでみませんか?

ウチの英語教室では、自分が「ありがとう」を言いたい人にカードを書くことにしています。「おかあさん、おいしいお弁当ありがとう」とか、「おとうさん、いつもお仕事ありがとう」とか…。何でもいいんです。それで、パンプキンパイを食べてお祝いします。
「ありがとう」の気持ちを伝える日として、楽しむつもりです。
みなさんもどうですか?

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絵本 Lisa in New York リサ ニューヨークを旅する <おとうちゃんと英語>

Lisa in New York (The Misadventures of Gaspard and Lisa) Book Lisa in New York (The Misadventures of Gaspard and Lisa)

著者:Anne Gutman
販売元:Alfred a Knopf
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ウチのリビングの吹き抜けに、サンタさんがはしごを上っている飾りをつけました。本当は、外のベランダに取り付けようと思っているのですが、マルが気に入っているので、しばらくは中で楽しもうと思ったのです。
3人のサンタさんが、光を点滅させながらはしごを上っているものです。

「サンタさんが Ladderのぼっとるねえ。」
「上のサンタさんが 『お~い 下のサンタさん だいじょうぶか~ん?』って聞いとるねえ。」

おとうちゃんも
「おっ!サンタさんが ラダーにのぼっとるねえ。」
「ピカピカして きれいだねえ。」
なんて言って二人で楽しんでいる様子。

するとある日、おとうちゃんがいないときに、
「ねえおかあちゃん、おとうちゃんは ラダーっていうね。Ladderなのにね。」
なんていうじゃあないですか!
マルの耳にはLadderとラダーは全く違うものに聞こえるんでしょうね。

後でおとうちゃんにそのことを話すと、「厳しいね~」といっていましたが、それでもめげずに今日もお風呂の後で英語の絵本を読んでやっていましたよ。
そんなおとうちゃんが、とってもえらいと思います。

小さな子供たちは、いろんな人の話す英語を聞いているうちに、どの音が正しいのか自分で判断して使い分けることができるといいます。(正しい、正しくないという言い方がいいかどうかは置いておいて。)
だから、英語の発音が苦手なパパさん、ママさんも、気にせずに読んであげて欲しいと思っています。あわせてCDなどの音源がある絵本も楽しんでいれば、自然に正しい発音を身に着けていくと思いますよ。
何より、パパやママなど、大好きな人のおひざで、大好きな人の声で読んでもらうのが大切なことですからね。

さて、最近お風呂の後で毎日読んでいるのがこの絵本です。
おなじみ、リサとガスパール。リサがニューヨークのおじさんを訪ねて、観光を楽しむお話。
表紙の絵には、ワールドトレードセンターのツインタワーが描かれていますね。

この表紙のリサは、船に乗って自由の女神を見に行くところです。この日は風が強く、リサのスカーフも長いお耳も風にはためいていますね。風が強すぎて目が開けられないくらい。
本文中にもこの場面が出てくるのですが、マルとおとうちゃんは、このページが大好き。
マルの首にリサのスカーフのようにタオルをかけて、おとうちゃんが風の音をさせながらバタバタとはためかせます。「びゅー!ばたばた ばたばた」
するとマルは、「かぜがつよくて 目が あけれん~!!」というんです。
この場面を何回も繰り返し楽しんで、ようやく次のページへ。

これをやってくれるのはおとうちゃんだけなので、この本を読むのはおとうちゃんです。
怪しい英語で読んでいます。でもいいんです。楽しそうだから。
二人の様子を見ていると、ただ読むだけでなく全身を使って楽しんでいる感じ。私とは違って、マルにはきっと楽しいんだろうなと思います。

ちなみに、先日お話した「おとうちゃんブーム」はまだ去っていないようなので、おとうちゃんまだまだがんばります! 

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絵本 Where Do Balloons Go? 風船はどこへ…?

Where Do Balloons Go? Book Where Do Balloons Go?

著者:Jamie Lee Curtis
販売元:Joanna Cotler Books
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先月、マルとそのいとこハルを中心に、じいちゃん、ばあちゃんも含めて総勢9名でTDLへと行って来ました。
マルとハルにとってははじめてのDL。ハロウィーンを楽しもうと思ったんです。

そこで2人はお空にぷかぷか浮かぶ、ミッキーのバルーンに出会いました。すぐに気に入ってしまい、まだ初日の入園5分という早さで早速購入。
親たちはズ~ット持って歩く羽目に…。

あれから2週間が過ぎ、お気に入りのミッキーが弱ってきてしまいました。
「ねえ、かあちゃん、ミッキーのおなかがぺちゃんこになってきちゃったねえ。」
「おなかがすいとるかもしれんよ。」

「あれ~、こんどはお口のところも へこんできたねえ。」
「ふ~、ふ~」

そんな風に息を吹きかけても、風船は膨らまないし、ましてやお空には飛べないんだよ…。

「今日はミッキーさん寝んねしとるねえ、かあちゃん。」
初めての「お空を飛ぶ風船」と、さよならする日が近づいてきました。

さて、今日ご紹介するお話はWhere Do Balloons Go?「風船さんは、どこへ行ったの…?」
大事に持っていた風船さん、手を離してしまうとお空の上へと飛んでいってしまうんです。
その風船さんは、その後どこへ行くんだろう?

子供たちの想像する風船さんの旅って、こんな感じかな?と思わせるような、波乱万丈の旅を描いたお話です。

風船が旅する町には、「赤い風船8日間で世界一周!」なんていう看板のある映画館、「コーヒー&ヘリウム」というコーヒーショップ…。
風船さんは風邪を引いたりしないのかな?どこに泊まるんだろう?

そんなことを考えてみるけど、本当に本当は、お空の上の上の上のほうには何があるのかな?
ノルウェーからもチベットからもアラスカからもマサチューセッツからも……。
世界中から風船たちは集まって、お空の上でパーティーを開いているかも知れないね。

どうやっても床に横たわるしかないミッキーさんの風船。ちょっと邪魔になってきたので、マルの洋服かけにもたれさせて、ちょっと押さえて立たせておきました。
すると、次の朝起きてきたマルが、
「かあちゃん、ミッキーさんが起きとるじゃん!」
「昨日マルちゃんがご飯あげたで。それで元気になったじゃない?」
「ちょっと飛んどるがね!」
とうれしそうに!!

これにはびっくり。マルちゃんごめんね。邪魔だでたたせといた、とも言えないし。
「ほんとだねえ。マルちゃんのおかげで元気になったかな~?」
でも、もうすぐお別れのときが来るんです。それまでは大好きなミッキーさんと仲良くね。

Where Do Balloons Go? は、今翻訳中の

It's Hard to Be Five: Learning How to Work My Control Panel Book It's Hard to Be Five: Learning How to Work My Control Panel

著者:Jamie Lee Curtis
販売元:Joanna Cotler Books
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と同じ、ジェイミー・リー・カーティスとローラ・コーネルの作品です。
共通しているのは、子供たちへの温かい目線でしょうか?そして、大人は思いつかないようなすばらしい空想。
私もかつては空想少女だったな~。。。

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絵本 ALL IN A DAY まるいちきゅうのまるいちにち 安野&エリック・カール他

All in a Day (Picture Books) Book All in a Day (Picture Books)

著者:Mitsumasa Anno,Raymond Briggs
販売元:Puffin
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あなたの国のお隣に、子どもたちの住むもうひとつの国があります。
そのまた向こうにも、子どもたちの住むもうひとつの国があります。
その国々や、地球のうえのあらゆる国には、君のような子どもが暮らしているんです。

君が外で遊んでいるとき、ずーっと遠くの国では子どもたちがぐっすり眠っています。
君が雪だるまを作っているとき、どこかのだれかは海で泳いでいます。

この絵本は、見開き2ページが8つの画面に分割されていて、U.S.A., Brazil, England, Kenya, Russia, China, Japan, Australiaという8つの国で起こっていることを同時進行で見ることができます。
物語は、24時間の間に起こっていること。この日は、大晦日から元日までの出来事です。

アメリカで 大晦日の6 p.m.子どもがテレビを見ているとき、ケニアで元日の3 a.m.この子はぐっすり眠っているようです。そのとき日本は元日の9 a.m.で、お母さんが着物を着た女の子の髪を結っています。

オマケとして、安野さんのかわいいイラストで、日付変更線近くの無人島で助けを呼ぶ男の子の様子もユーモラスに描かれています。こちらは元日の12 noon正午です。

ここからスタートして、24時間を3時間ごとに切り取っているんです。

この絵本の豪華なところは、参加している作家たちです。
アメリカなら、ご存知のエリックカールさん。
イギリスは、The Snowman でおなじみのRaymond Briggsさんです。
ケニアのディロン夫妻は、マーガレット・ワイズ・ブラウンさんのTwo Little Trains の挿絵でも知られた、アーティストです。
日本はあの林明子さんですよ。

それぞれの国のすばらしいアーティストが同じテーマでまったく違う世界を描いています。
一見の価値あり!

世界には、いろんな人がいて、たくさんの国があります。それぞれの文化があり、生活があります。
この絵本は、すばらしいイラストレーターの絵でそれを見事に表現しています。
同時に、宇宙の中の太陽系にある地球の運動による時差をおもしろく表現してもいます。
巻末には、大人向けに解説も載っていますよ。

絵本好きにも、科学好きにもいろんな人に読んでもらいたいおもしろい絵本です。
小学生くらいになると楽しめるかな。ウチのマルは「あ、わんわん」と言って、絵を眺めているだけです。

日本語版はこちら。

まるいちきゅうのまるいちにち―All in a day Book まるいちきゅうのまるいちにち―All in a day

著者:安野 光雅,エリック・カール
販売元:童話屋
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