絵本 アート

絵本 OLIVIA オリヴィア 【女の子絵本】

Olivia (Caldecott Honor Book) Book Olivia (Caldecott Honor Book)

著者:Ian Falconer
販売元:Atheneum
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ウチのマルは、父親のことを「おとうちゃん」と呼んでいます。でも、甘えるときだけ、「ぱ~ぱ~」になるんです。

オンナって!

そして、最近のマル、「ぱぱ」が大流行なんです。
「マルちゃん、おトイレ行く?」「ぱぱと~」
「マルちゃん、お風呂入って寝ようか?」「ぱぱと~」
「マルちゃん、早くパンツはきなさい!風邪ひくよ!」「だって~、ぱぱも はだかんぼじゃん」
何でも、ぱぱと一緒がいいのです。
当のおとうちゃんは、この流行がいつか去ることを恐れています。

さて、オンナって!
今日のお風呂の後、おとうちゃんが、
「風呂から出て、服を着せとったら、パンツも肌じゅばんも全部脱いで、もう一回別のを着させられた」
と言っていました。

そんな、「小さくても女の子」の気持ちをよ~く表した絵本が今日ご紹介の "OLIVIA"です。
OLIVIAちゃんは、周りのみんなをくたくたにさせて、しまいには自分もくたくたに。
でも、けっしてお昼寝なんてしないんです。だって、ぜんぜん眠くなんかないんだもん!!
そして、お洋服を選ぶときには、持ってる服ぜ~んぶを着てみないと決まりません。

ところで、この絵本を既にごらんになった方はもうご存知でしょうが…。
私は、前から何度も読んでいたのに、意識していませんでした。
それは、エドガー・ドガの踊り子の絵 "Ballet Rehearsal on the Set"が使われているということです。
OLIVIAちゃんがお母さんと一緒に美術館へ行く場面がありますが、踊り子の絵を見て自分もバレリーナになった空想をしています。その踊り子の絵が、あのドガの絵だったんです。
最近、ドガを紹介する絵本を通して、ドガを少し知る機会がありました。
そして、改めてOLIVIAを読んでみたとき気付いたんです。
今まで気付かなかったなんて、もったいなかったですね。
もうひとつ、ジャクソン・ポロックというアメリカの画家の "Autumn Rhythm #30"という作品も出てきます。
これは、OLIVIAがお家に帰ってまねして壁画を描いた、あの絵です。

私は、この壁画を見つめるママの表情が気に入っています。
同情します。でも、笑えます。

さて、女の子のママはたいへんです。それでもやっぱり楽しいです。
このおしゃまな姿のままとどめておきたいくらい。

お着替え事件のあと、またぱぱにべったりのマルは絵本をお願いしていました。
「マルちゃんね、これが終わったら、もういっこ『りんごがたべたい ねずみくん』読んで ほいで寝るでね。」
「もういっこぐらい 読んでも いい?」
「さっき、これで終わりって言っとったじゃん」
「マルちゃん、もういっこ 読んでもいいかな~って思って。」

おとうちゃんにはかわいそうでしたが、マルの気が済むまでやらせておきました。
マルは、おとうちゃんは絶対断らないと知っているのです。

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絵本 When Pigasso Met Mootisse ピカソとマティス?【芸術の秋6♪】

When Pigasso Met Mootisse Book When Pigasso Met Mootisse

著者:Nina Laden
販売元:Chronicle Books Llc (Juv)
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【芸術の秋】特集、最終回はこの絵本です。

ピカソとマティス?
いいえ、
ピガソ(Pigasso)ムーティース(Mootisse)です。

ブタの町に住む若者ピガソ。泥遊びより絵を描くことが大好き。
ウシの町に住む若者ムーティース。闘牛よりも絵を描くことが大好き。

それぞれに才能を発揮して、スーパースターに。
画商や画学生、評論家にファンたち。みんなに追い回されることにうんざりした2人は、町を出ることにしました。

引越し先でお向かいさんにご挨拶をしようと、ワインとバゲットを抱えてピガソが道を渡っていくと、向こうからムーティースが。
こうして2人は出会ったのです。

さて、初めは仲良くしていたのですが、互いのスタイルの違いを認めることができずにひどい言葉を投げかけあいます。
喧嘩別れした2人。
家に帰ると、自分の家をそれぞれのスタイルでペイントし始めます。
出来上がったら、今度は窓から見える相手の家が気に入らない。
そこで道の真ん中にフェンスを作ることに。

この2人、相手のスタイルを認め、仲直りすることができるでしょうか?

本当のピカソとマティスも実際にライバルであり大親友だったそうですね。作者は、ピカソとマティスの画風を真似てイラストを描いているそうです。
美術ファンの方には、おもしろい絵本ではないでしょうか?
英語好きな方には、言葉遊びが楽しいお話になっています。

言葉のリズムの楽しさを、プロの朗読で楽しめるサイトがあります。
BOOKPALS STORYLINE  http://www.storylineonline.net です。
ここでは、有名な俳優さんが楽しく絵本を朗読してくれています。この絵本の場合は、Eric Closeさんという方です。最近ではWithout a Traceと言う作品に出ています。彼は、子どもたちが読書好きになってくれることを願って、こういう活動もしているのだそうです。

このサイトでは、絵本の中のイラストも一部見ることができます。
だから、本当に絵本を開いて読んでいる気分になれるのです。
他にも素敵な絵本がたくさん紹介されていますし、皆さんの知っている俳優さんも出てきますよ。ロード・オブ・ザ・リングのイライジャ・ウッドも読んでいます。

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絵本 ゴッホとひまわりの少年 【芸術の秋5♪】

ゴッホとひまわりの少年 (アンホルトのアーティストシリーズ) Book ゴッホとひまわりの少年 (アンホルトのアーティストシリーズ)

著者:ローレンス アンホルト
販売元:ベファーナ
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このシリーズ、どれも共通して少年や少女とのエピソードが描かれていますよね。
無垢な少年や少女の目から見た、芸術家の素の人間性が表れていて、新しい角度から見ることができました。
それに、小さな読者たちには、自分と同じような子供が有名な芸術家と過ごした冒険のような日々の出来事を読んで、親しみを感じるのではないでしょうか。

この、ゴッホの絵本にも、カミーユという少年が登場します。
カミーユの暮らす太陽がまぶしく、ひまわりが咲き誇る南フランスのアルル。
そこに、風変わりなおじさんがやってきました。
絵描きのフィンセントです。
郵便配達をしているカミーユの父は、力になってやろうと家具などを調達してあげます。
その日から、カミーユとフィンセントは、親友になるのです。

田舎の町では、働きもせずに絵ばかり描いているフィンセントを理解するものはいませんでした。子どもたちは石を投げつけたりもします。
カミーユは悲しくなります。

人とは違うこと、それを排除して安心するか、丸ごとうけとめるか。
そんな難しいことは、幼いカミーユにはわからないことでした。
ただ、この風変わりなおじさんフィンセントが大好きだったんです。
いつか、みんながおじさんの絵を好きになってくれることを願っていたんですね。

さあ、また私の偏見を披露してしまうと、ゴッホってちょっと変わり者だったのだろうって思っていました。
まさに、この絵本の中の大人たちと一緒ですね。
「変わり者」そんな風に決め付けてしまっては、その人がどんな人なのか見えてきません。
この絵本の中のカミーユとその一家との関わりを見ていると、ちょっと風変わりですが、なんだか南フランスの太陽のようなあたたかいおじさんだったのでは?そして、ちょっと生真面目な性格だったのかも?と思えてきます。これは、想像です。でも、今までよりも想像の幅が広がりました。

実際のゴッホ、どんな人だったんでしょうね。

さて、こんかいの【芸術の秋♪】シリーズでご紹介する「アンホルトのアーティストシリーズ」は、これで最後です。
まだ、日本語に訳されていないものもあるので、興味のある方はぜひ探して読んでみてくださいね。今まで知らなかった芸術家の素顔の一面に出会うことができる、素敵な絵本です。


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絵本 モネの魔法のにわ 【芸術の秋4♪】

モネのまほうのにわ (アンホルトのアーティストシリーズ) Book モネのまほうのにわ (アンホルトのアーティストシリーズ)

著者:ローレンス アンホルト
販売元:ベファーナ
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小さな少女ジュリーと愛犬のルーイは、お庭のない都会の町に画家のお母さんと一緒に暮らしています。
「おにわが あったらいいのに。」
おかあさんが、今の作品が仕上がったら、素敵なお庭へ連れて行ってくれると約束してくれました。

大きくて真っ黒な汽車に乗り、くねくねした川に沿って町を抜け出し…。

ルーイが、ヘイで囲まれた大きなお庭のドアの穴から勝手に中に入ってしまいました。
ジュリーもあとを追ってみると、
夢のような美しい庭が!
その庭で、白いふさふさのおひげのおじいさんに出会いました。

さて、今回ご紹介するモネ、またまた優しい素敵なおじいさんです。少女ジュリーや犬のルーイにも大事なお庭を見せてくれました。

庭を造ることに力を注いでいたモネ。若い頃に家を建てると、その後生涯、美しい庭のあるジヴェルニーという村に暮らしました。
戸外で絵を描くことが好きで、庭でもたくさんの絵が生まれました。

絵本の中のモネは、ジュリーとルーイと一緒にお庭の中を進んでいきます。
しっとりと美しい「水の庭」です。
両側から覆いかぶさるしだれ柳。
観音開きに、左右のページを開いてみましょう。

あっ!!

ジュリーたちと一緒に、あなたも睡蓮の庭の中です。

ジュリーの母は印象派の画家モリゾ。おじも画家のエドゥアール・マネ。
ジュリーの住むアパートにはたくさんの芸術家が出入りしていたそうです。

今でもパリからセーヌ川沿いに電車で1時間も行くと、「モネの魔法の庭」を訪れることができます。絵本の表紙にもなっている「日本の橋」をわたって、睡蓮の花に出会うことができるかもしれませんよ。

ウチはおとうちゃんもマルも私も、3人ともお庭が大好き。休日の幸せな過ごし方は、庭で草むしりをしたり、植物の手入れをしたりすることです。
いつかモネの愛した美しい庭を訪れてみたいものです。

ずいぶん前に、新婚旅行で訪れたシカゴ美術館。そこで、モネの睡蓮の絵に出会いました。
モネは作品をたくさん残している画家ですから、世界中の美術館や個人のコレクションの中などに作品があるのでしょう。
その中の一部に偶然出会い、庭の美しさに惹かれてポストカードとマグネットを購入しました。
新婚家庭の冷蔵庫に、思い出のミニ美術館です。

引越しを経た今でも、冷蔵庫にそのマグネットが。
ごみカレンダーをとめるのに使っていますが。

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絵本 ドガと小さなバレリーナ 【芸術の秋♪3】

ドガと小さなバレリーナ―エドガー・ドガのおはなし (アンホルトのアーティストシリーズ) Book ドガと小さなバレリーナ―エドガー・ドガのおはなし (アンホルトのアーティストシリーズ)

著者:ローレンス・アンホルト
販売元:ベファーナ
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「芸術家」と聞くと、どこか変わり者だったり、気難しかったり、人里はなれたところに暮らしていたり…。
私の勝手なイメージです。
でも、今回ご紹介している「アンホルトのアーティストシリーズ」を読んでいて、次々に裏切られました。
ピカソも、ダ・ヴィンチも、やさしいおじさま。少女や少年に温かく接してくれる、普通の人でした。

でも、いましたよ!頑固じじぃ!

今日ご紹介する、ドガ。気難しい、頑固じじぃって感じです。
絵のモデルをする踊り子も、馬も同じように扱う、いやなじぃさんです。

ドガの有名な作品『14歳の小さな踊り子』を、ご存知ですか?
ワシントンのナショナル・ギャラリーにあるそうです。
ドガがなくなった後、20体以上のブロンズ像が鋳造されたそうなので、世界のどこかの美術館で、この14歳の少女に出会った方もいらっしゃるのでは?

絵本は、その少女、貧しい家の娘マリーが、世界で一番有名なバレリーナになりたいと夢見るお話です。
マリーは、父親の医者代のために、ドガの絵のモデルを引き受けます。
画家として1番大切なものである目をわずらったドガの、気難しい態度。
心の優しいマリーはそのことに気付くと、突然この頑固じじぃのドガがかわいそうになったのです。
「ごめんなさい。」
そういったとき、ドガの顔に微笑が…。

この絵本にも、ドガの描いた踊り子の絵が、贅沢にも何点も紹介されています。
でも、1番最後のページを開いたとき、

どきっ!

としました。
ぜひ、手にとってごらんくださいね。

いかにも「芸術家」のイメージどおりの頑固じじぃ。
(私の勝手なイメージですが)
描きたい対象を観察したり、たくさんのスケッチをするのに夢中で、失礼な態度もたくさんしたようです。でも、困らせた人にあとから謝ることが多かったと聞くと、にくめませんね。

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絵本 翻訳者あべのりこさんから、コメントいただきました。

ピカソとポニーテールの少女―パブロ・ピカソのおはなし (アンホルトのアーティストシリーズ) と、レオナルドと空をとんだ少年 (アンホルトのアーティストシリーズ)のご紹介をしたら、翻訳者のあべのりこさんからコメントを頂きました。

日本の子供さんたちにこの素敵な絵本を紹介したいと、翻訳出版されました。
2歳の女のお子さんのママでもあります。
このブログの読者の方にとっても、翻訳者の方からのコメント、興味がおありでは?
ぜひ、前の記事にさかのぼって、コメント欄をのぞいてみてくださいね。

以下の5作品があべのりこさんの翻訳された絵本です。

ピカソとポニーテールの少女―パブロ・ピカソのおはなし (アンホルトのアーティストシリーズ) Book ピカソとポニーテールの少女―パブロ・ピカソのおはなし (アンホルトのアーティストシリーズ)

著者:ローレンス・アンホルト
販売元:ベファーナ
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レオナルドと空をとんだ少年 (アンホルトのアーティストシリーズ) Book レオナルドと空をとんだ少年 (アンホルトのアーティストシリーズ)

著者:ローレンス アンホルト
販売元:ベファーナ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

上の2冊は既にご紹介しました。
あべのりこさんの訳された「アンホルトのアーティストシリーズは、現在のところあと3冊あります。これから、順にご紹介しますので、お気に入りに出会われたらぜひ手にとって見てくださいね。素敵な絵本ですよ。

ドガと小さなバレリーナ―エドガー・ドガのおはなし (アンホルトのアーティストシリーズ) Book ドガと小さなバレリーナ―エドガー・ドガのおはなし (アンホルトのアーティストシリーズ)

著者:ローレンス・アンホルト
販売元:ベファーナ
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モネのまほうのにわ (アンホルトのアーティストシリーズ) Book モネのまほうのにわ (アンホルトのアーティストシリーズ)

著者:ローレンス アンホルト
販売元:ベファーナ
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ゴッホとひまわりの少年 (アンホルトのアーティストシリーズ) Book ゴッホとひまわりの少年 (アンホルトのアーティストシリーズ)

著者:ローレンス アンホルト
販売元:ベファーナ
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絵本 レオナルドと空をとんだ少年 【芸術の秋2♪】

レオナルドと空をとんだ少年 (アンホルトのアーティストシリーズ) Book レオナルドと空をとんだ少年 (アンホルトのアーティストシリーズ)

著者:ローレンス アンホルト
販売元:ベファーナ
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芸術の秋シリーズ第2回。
今日は、レオナルド・ダ・ヴィンチです。

まだ誰も、飛行機や潜水艦を考えもしなかった頃、夢見る発明家レオナルド・ダ・ヴィンチは工房のヒミツの部屋でヒミツの研究をしていました。
彼には、ゾロという弟子がいました。ゾロに向かって、「人間は いつか 雲の中を とんで、空から せかいを みおろせるようになるよ。こんなことだって、できるんだ。」と語ったのだそうです。

この絵本は、そんなレオナルドの天才ぶりと、弟子や困ったものへの温かいまなざしを感じるお話です。

この、ローレンス・アンホルトさんのアーティストシリーズの魅力は、今までどんな偉業をなした人か、という見方しかしなかった読者にも、その芸術家の人となりの一面をのぞかせてくれるところにありますね。
私自身も、レオナルドと言うと、最近では「ダ・ヴィンチ コード」のイメージが強く、関連の本も何冊か読んだ記憶があります。作品の裏の意味を探ったり、時代背景を学んだり…。そんな楽しみ方もありますね。
でも、この絵本は、ある日常の出来事、という感じがして、とても親しみを感じます。ダ・ヴィンチも生身の人間。温かい人だったのでは?とね。

それに、なんといっても、絵本の中に贅沢に使われたレオナルド自身によるスケッチや絵画数々。
この物語に関係の深い、「飛行機械のスケッチ」と言うものもありますし、有名な「モナ・リザ」まで、載っています。

美術ファンの方だけでなく、今まで敬遠してきた方も、是非手にとって見てくださいね。

英語版はこちらです。Leonardo and the Flying Boy (Anholt's Artists Books for Children) Leonardo and the Flying Boy (Anholt's Artists Books for Children)

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絵本 ピカソとポニーテールの少女【芸術の秋♪】

ピカソとポニーテールの少女―パブロ・ピカソのおはなし (アンホルトのアーティストシリーズ) Book ピカソとポニーテールの少女―パブロ・ピカソのおはなし (アンホルトのアーティストシリーズ)

著者:ローレンス・アンホルト
販売元:ベファーナ
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芸術の秋と言うことで、アートの絵本を。
なんていうのは、ちょっとずうずうしい。私はアートなんてよくわからないのです。
画家の人生を垣間見ることのできる本を読んだり、作品の作られた背景を知ったりすることは楽しいです。でも、すごーく有名な絵画を見ても、何を感じたらいいのかわからなくなってしまうんです。
美術館というととても特別な場所で、敷居が高い感じがします。
わからないなら、入ってこないで。と言われているようで。

今日は、そんな美術館に行ってきました。しかも子連れで。歓迎されるわけはなく、すぐにマルとばっちゃんは外へお散歩に。その後、1人で少しゆっくりできました。

ご紹介する絵本は、イギリスの絵本作家ローレンス・アンホルトさんの「アーティストシリーズ」です。
訳者のあべのりこさんが、「日本の子どもたちによりよい文化環境を与えたい」との思いから、自らべファーナという出版社を立ち上げ、刊行にいたったものです。

英語版はこちらです。Picasso and the Girl with a Ponytail (Great Artists) Picasso and the Girl with a Ponytail (Great Artists)

家に帰ってさっそく絵本を読んでみました。
ん?
何か違うな。

美術館で出会ったピカソは、感情をむき出しにして次々と激しく制作を続けた芸術家。
展示してある作品を見ていたら、暗い感じのする作品が多いな~なんて思っていました。
絵本の中のピカソは、明るくエネルギーたっぷり、温かい愛情豊かな人のようです。

あ、絵を見て感じていないっていってたのに、今考えると自分なりに感じたことがあったということですね。でも、絵本の中のピカソとのギャップに、やっぱり絵の鑑賞は難しいと思うのです。

さて、絵本の中のピカソは、内気でヒミツを抱えた少女シルヴェットと出会い、すばらしいひと夏を過ごします。この間に、40点以上のポニーテールの少女の作品を作ったのだとか。
少女は次第に打ち解け、自信を持つことを知ります。
のびのびと表現できる自分に出会ったとき、ピカソとの別れが。

この少女は、現在画家となり、イギリスに住んでいるそうです。そこで、絵本の作者ローレンス・アンホルトさんに直接語ったものだとか。
ある内気な少女によって語られた、世界一有名な芸術家の一面。
へ~、そうなんだ。新発見でした。
絵本を読んでから、ピカソ展を見に行くべきだったかな。

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